ASP

ASPとはアプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略称で、アプリケーションをインターネット経由で提供すること、もしくはその事業者のことを指す。
SaaS(サース)と同義で使用されることが多い。

ユーザーはアプリケーション等のソフトウェアをパッケージで購入するのではなく、ブラウザ等を使用してインターネット経由で使用できる。初期費用がパッケージと比較すると安く、手軽に利用を開始できインターネットが使用できる環境であれば場所を選ばないこと等がメリットである。

対して、提供会社の倒産でサービスが使用不可になったり、セキュリティ上のリスクがあること、長期利用はコストがかさむ傾向があるなどのデメリットがあるが、ASPのサービス形態自体は1960年代から存在していた。

利用分野は給与計算、財務管理などの計算分野やコンピュータウイルスのチェックなどがある。