ボトルネック

ボトルネック(bottleneck)とは直訳で「瓶の首」で、大きな瓶でも首が細いと流れ出る水量が少ないことから、大きな流れを制限している事や物を指す。

特にITにおいてはインターネットの速度やプログラミングについてよく使用される。
インターネットについては、速度低下の原因となっている機器をボトルネックという。元の通信速度が速くとも、途中に速度上限が低い機器がはいることで、その上限で頭打ちになってしまう。

また、システム等のプログラムでも同様に、全体のパフォーマンスや処理速度を落としている部分のことを指す。
ボトルネックを解消することで全体の速度が向上し、パフォーマンスの改善につながる。
逆に言うと、ボトルネックが存在している限り、その部分以外の改善は結果を伴いにくいのが特徴である。
また、ボトルネックとは、全体の中で一番パフォーマンスが悪い点という相対的な面があるため、一つのボトルネックを解消すれば、別の部分がボトルネックになるとも考えられる。

他にも様々な場面において、全体のパフォーマンスを下げる要因として使用される。
日常では略して「ネック」とも。